層厚測定とは?
拡散した(㎛範囲の)薄い層が(100㎛の厚さほどの)光透過性フィルムに貼られた場合、光透過性によって拡散層の厚みが高精度で決定します。
層の構造:
測定原理
LEDマトリクスを〔白色(VIS)〕光源または赤外光(860nmのIR)として使用します。
層の構造と厚みにしたがって、拡散光源(SI-SLU-16-DIFまたはSI-SLU-16-DIF-IR)または、(ほぼ平行方向な光の)低開口数を持つ光源(SI-SLU-16またはSI-SLU-16-IR)を使用します。
SPECTRO-3-SLU-SA タイプの低開口数を持つトゥルーカラー色検出器、または可視光域用のコントラストセンサー(SPECTRO-1-SLU-SA)、またはIR域用のセンサー(SPECTRO-1-SLU-SA-IR) を、検出器として使用します。
測定は全通ビームを使用して行われます。つまり、トランスミッターとレシーバーを検査したい層の対称に設置します。
トランスミッター側で光が拡散層(I0)に当たると、光は層によって拡散的に空間に散乱し、残りのわずかな光だけがレシーバーに到達します(I(d))。
関係性は以下の通りです: